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光の進み方 |
光の性質について今一度整理したいと思います。 まずは「光の進み方」です。 みなさんは、光は一体どのように進んでいると思いますか? 「まっすぐに進んでいます!」 みなさんは遠くに明かりが見えてその場所へ行こうと思ったときどうしますか? 明かりに向かってまっすぐに歩いていきますよね。 当たり前すぎて私たちは日常あまり意識していません。 でも本当に光はまっすぐに進んでいるのでしょうか? 光がまっすぐ進んでいる様子を見たことはありますか? そこでこんな実験をやってみました。 |
【実験1】 ホースの穴から光を見よう! |
【準備するもの】 ・ホース ・ロウソク(今回は電池式) 【実験の方法】 ホースの一方をロウソクに向け、反対側から覗いてロウソクの明かりが見えるか確認する。 |
【実験の結果】 ・ホースが曲がっている時 → 光は見えない。 ・ホースがまっすぐな時 → 光が見える。 【分かったこと】 光はまっすぐに進んでいる! |
【実験2】 3つの穴を通して光を見よう! |
【準備するもの】 ・真ん中に穴を開けた正方形のダンボール板 3枚 ・ロウソク(今回は電池式) 【実験の方法】 3枚のダンボール板を並べて3つの穴を通してロウソクの光を見る。 |
【実験の結果】 目、3枚の板の穴、ロウソクが一直線上にある時にだけロウソクの光が見える。 【分かったこと】 光はまっすぐに進んでいる! |
【実験3】 光の進み方を実際に目で見よう! |
次は実際に光の進み方を見る方法を紹介したいと思います。 まずは実験に必要な道具について紹介します。その名も「ビームガン」です。 |
最新技術(?)を駆使して作ったビームガンです。 懐中電灯の先にスリットの入った筒を取り付けています。 黒一色でシンプルなフォルムに仕上げました。 |
筒はトイレットペーパーの芯の内側と外側に黒い画用紙を貼り付けて作っています。100円ショップでピッタリサイズの懐中電灯を見つけました。懐中電灯に差し込むだけでしっかりと固定されます。 | |
約1mmの細いスリットをトイレットペーパーの芯の両側に入れています。光が広がるのを最小限に留めています。 | 懐中電灯のスイッチを入れると「−」状の細い光線を発射します。 |
それではこの「ビームガン」を使って光の進み方を目で見る実験を紹介します。 |
【準備するもの】 ・ビームガン ・水槽(100円ショップのディスプレイ用のプラケースを用意しました) ・水 ・牛乳 ・割箸 【実験の方法】 1.水槽に水を入れる。 2.水槽に牛乳を1、2滴入れて割箸でかき混ぜる。 3.部屋を暗くして水槽の横からビームガンを発射し光の進み方を観察する。 |
【実験の結果】 水槽の水の中に一直線の光の筋が見える。 【分かったこと】 光はまっすぐに進んでいる! |
この実験はレーザーポインターを使うと更に見やすいです。 レーザーの光が目に入るととても危険です。十分気をつけて使いましょう。 |
レーザーを使うと鮮明な光の筋を見ることができます。 | レーザーポインター | 水槽 |
以上3つの実験を通して光は本当にまっすぐ進んでいることを確認することができました。 このように当たり前に思われていることでも実験を通して確認していくことが大切です。 |
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